
1: 筋力アップのメカニズム
[ 2種類の筋肉の違い ]
人間には「遅筋」と「速筋」の2種類があります。遅筋は酸素を使って活動し、ほとんど太くなりませんが、速筋は酸素がなくても糖を燃料にして活動でき、太く発達します。[ 速筋を鍛えるには ]
ちょっとした運動でもすぐに活動を始める遅筋にくらべ、速筋は大きな負荷をかけないと活動しません。[ 加圧が有効な理由 ]
加圧によって適度に血流を制限すると、遅筋が活動するための酸素が不足する状態になります。その状態でトレーニングすると、遅筋ではなく速筋が活動を始めます。そのとき筋肉では、軽い負荷にもかかわらず、長時間きついトレーニングをしているときと同じような活性化が起きます。つまり、筋肉が「だまされている」状態になるのです。2: 血管循環向上のメカニズム
血行が促進されると… |
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美肌効果(目の下のクマ、くすみの改善) |
冷え性の改善、むくみの改善 |
腰痛、肩こりの改善 |
高血圧、動脈硬化の予防 |
[ 血流を適度に制限 ]
まず腕や足の付け根に適切な圧力を加えて血流を適度に制限します。筋肉の中の動脈と静脈がそれぞれ適当な圧で加圧されます。 すると筋肉内には血液が入ってきますが、出て行きにくい状態になります。[ 末梢の血管にも血液がまわる ]
それによって、普段は使っていない末梢の血管にまで血液が回り始めます。その結果、酸素が細胞のすみずみまで届いていきます。[ 除圧時にさらに老廃物が押し流される ]
さらに圧を取り除くと個人差はありますが、加圧前に比べて約70%の血圧になり、血液がスムーズに流れ始めます。 多量の血液が一気に流れると、血流を妨げていた老廃物が押し流されます。[ 血管が若返る ]
加圧してその後圧を緩める、これを繰り返すことによって、血管の拡張、収縮の機能が高まり、加齢によって弾力性がなく血圧が上がってしまった血管も、弾力性を取り戻し若返るのです。3: 成長ホルモンの分泌のメカニズム
成長ホルモンが分泌されると… |
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体脂肪を燃焼させる |
老化速度を遅くする |
骨粗しょう症の予防 |
美肌効果 |
[ 乳酸の蓄積 ]
加圧によって血流を適度に制限して運動することで、速筋が活動して乳酸が作られます。 これは筋肉が疲れた時にできる代謝物ですが、血流が制限されているので筋肉から運びだすことができず、筋肉の中の乳酸値が上昇します。 すると筋肉の中の筋繊維と筋繊維の間が酸性になります。[ 成長ホルモンの分泌 ]
これを筋肉の中の感覚神経が感じて信号を脳の視床下部に送ります。 視床下部はこれを受けて脳下垂体に指令を送り、脳下垂体は多量の成長ホルモンを分泌します。[ ダイエットに効果! ]
圧を緩めると、成長ホルモンは血流に乗って全身を巡ります。脂肪組織を作っている脂肪細胞に作用すると、脂肪細胞は溜め込んでいる中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解します。 つまり成長ホルモンがたくさん分泌されると、その分身体の中の脂肪も分解されることになります。
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